イスタンブールから飛行機で南下してイズミールへ。そこからさらにローカル線に乗ってセルチュクという町にやって来た。目的はエフェソスの遺跡を見るため。どうしてここに来ることになったのかと思ったら、今読んでいる本 The memoirs of Cleopatra とかぶっていたことが今判明!(ちなみにこの本はかなり面白い)
以下ウィキより抜粋。
エフェソスはヘレニズム都市として栄えたが、紀元前2世紀に共和制ローマの支配下に入り、小アジアの西半分を占めるアシア属州の首府とされた。共和制ローマ最末期に第二回三頭政治の一頭として権力を握ったマルクス・アントニウスがプトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラ7世と共に滞在した地で、かつクレオパトラとの内戦で敗北して捕虜となったアルシノエ4世が送られ、そしてアントニウスら2人の意向により殺害された地としても知られている。
しかも今読んでいるところがちょうど2人がエフェソスに滞在しているところだったりする。
お昼前にセルチュクに着いてホテルへ。これがまた久々の1つ星系ホテルなのだけれど、なんともローカルで味わい深い。今日の午後と明日の予定を相談して、遺跡は明日ツアーに参加することになったので、今日の午後は何をすればいいんだ?と思ったら(なにせ遺跡がある以外に何も知らない状態でふらふらっと来たので・・・)、ローカルのマーケットに買出しに行くから一緒に来る?と言われ、誘われるままついて行き、ぶどうだのいちじくだの今年初物のみかんだのを試食させてもらい、今日の夕飯にはマーケットで買ってきた野菜とスズキとメロンが出てきた。わたしが食べている横でホテルの人たちが全く同じものを夕飯にしていて、自家製オリーブオイルが決め手なのだと熱く語ってくれた(本当においしかった)。
ホテルのパティオのジャスミンの木の下で夕飯を食べたあとでチャイを飲みつつ、はりきって仕事して今日もトルコの夜が更けてゆきます・・・。ジャスミンってほんとにいい匂い。