2008年12月31日水曜日

行く年来る年。



2008年もいよいよ最終日。いちおう会社に行ったけれど電車はがらがら、オフィスも閑散としていて、午前中で帰ってきた。以下が2008年の総括。一言でいうと、終わりと始まりで、それなりに充実した一年だったと思う。感謝感謝。

1. 会社倒産。倒産前の緊迫した日々、倒産後の混乱と空白の日々は、いまだに現在進行形で自分の中に残っている。倒産疲労から完全に脱出するには世界経済の回復と同じくらいの時間がかかるかも。

2. CIMA受験。ついに重い腰をあげることに。

3. セドナ。呼ばれるようにして出かけて行った赤い大地。今もムショーに行きたくなってる・・・。

4. ハイキング。今年始めたことの中で一番身体と心に良いこと。

5. クンルンネイゴン・セミナー。ずっとお会いしてみたかったマックスはとても素敵な人だった。

6. ダライ・ラマ法王講義。まさに生き仏。

7. チェコ・フィルのコンサート。やっぱりクラシックはいいなぁ~と痛感。

8. 聖書を読んだ(子供版だけれど)。美術館と教会に行く楽しみが倍増。

9. 喪が明けて、ワイン解禁。

10. 6月の京都。沙羅と睡蓮と紫陽花。うー京都行きたい・・・。

このところずっとひたすらおいしいものを食べまくったので、年明けは身体と財布の調整からスタート。まずは元旦ハイクに始まり、2日はヨガ。次の週から8週間のヨガ・コース。1月にはフジコさんのコンサートがあるし、小澤征爾がベルリン・フィルでブルックナーの1番を演奏するのでベルリンへ行く予定。

10年目のロンドンは10年間の締めにふさわしい終わりとなり、11年目の来年は、2009=2+0+0+9=11だし、新しい会社(いちおう席は移ったけれどまだ実質的な仕事はしていないので)・新しい仕事で、新しい時代の幕開け。

2008年12月30日火曜日

ブルージュ・・・さぶ~。

あまりにも寒かったので記憶に残るは寒さばかり・・・。

Brugge

ブリュッセル・・・ さぶ。

24日、ユーロスターでブリュッセルに脱出。わたしはブリュッセル好きなので今回で5回目か6回目の訪問だったのだけれど、こんなに寒いのは初めて・・・。本当ーに寒かった。

グラン・プラスはクリスマス・イベントの光のショーがお見事で、ワッフルはやはりおいしくて、チョコレートもおいしくて、ホテルの朝ごはんもめちゃくちゃおいしかった。


Brussels

2008年12月12日金曜日

今週の出来事。

朝から晩まで倒産前に帰ったかのようなモーレツ労働で、結果的には良い仕事をして感謝され、自分も満足したから良かったけれどクタクタのクタクタ。そしてN社の入社手続きに追われ、弁護士事務所にパスポートと書類を届けに行き、一日風邪で休み、首が固まって動かなくなり、さわるそばから電球が切れまくり、大家が家賃の値上げを若干譲歩すると言ってきたので引越しは見送ることにし、社内異動のお誘いを頂いたので面接しに行ったらあっさり決定し、東京オフィスで一緒だったマネージャーがクリスマス時期にロンドンに来るというので会うことになり、久々に東京オフィスの同僚と近況報告の電話をし、とにかく盛りだくさんな一週間。くたびれたぁ~。

2008年12月10日水曜日

新入社員。

ついにN社に入社~。ということで会社に行ったらビルの中に入れず、なんとか席まで辿り着いたらPCは使えず、想像通りの展開。ビルの出入りと必要な場所のアクセスをもらい、PCが使えるようになったのが15時。そして来週東京で会議があるから資料を用意してねーと、どーんと仕事がやって来て黙々とお仕事開始。

そしてわたしの同僚は明日仕事を探しにSt Paul'sに乗り込んでゆくという。わたしより前に入社した彼女たちは毎日することが皆無のまますでに2週間か3週間経つ。

仕事がやって来るだけありがたいことです。

2008年12月8日月曜日

冬ハイク。

土曜日久々のハイクは快晴!空気が冷たく澄んでいて気持ちが良かった。出荷待ちの七面鳥の群れに遭遇したり、クリスマスツリー・セールの看板に出くわしたり、12月ぽさを感じる一日でした。

Cookham

朝焼け。



あまりにもきれいな色合いなので思わず数秒放心してしまった朝。

引越して一番恋しく思うのは窓から見える景色かもしれない。

2008年12月5日金曜日

疲労困憊。

月曜日からN社の社員になるはずだった・・・のに今日はすでに金曜日。人事からは一向に連絡がないので、電話をかけまくり、やっとつながったと思ったらたらいまわしにされ、挙句の果てにワークパーミットは取れていないのでこれから20日ほどかかる、と言われた。ということはいったいわたしはいつになったら入社できるのか、それまでadministratorsとの契約が有効になるのか(年末まで在籍すると彼らはボーナスを払わないといけないので契約が切られる可能性もなきにしもあらず)、オイオイ状態。

結局自分の手に負えずあちこちに話をしてまわったところ、人事のシニアの人からメールが届いて、ワークパーミットは取れていて近日中にHome Officeから送られてくること、入社は可能なこと、パスポートに再スタンプが必要なことが分かった。これまでプロセスについてまったく説明がなかったのでこのメールでやっと状況把握が出来、入社日を来週水曜日に決めて関係者に連絡し、やれやれ。

そこではっと気がついたのが、クリスマスの時期に出国するのでそれまでにパスポートを返してもらわなければならないということ。どれくらい時間がかかるかを人事に問い合わせたら、弁護士がいつHome Officeに行くかによる、との返答でまったくお話にならず、仕方がないので弁護士の連絡先をもらって直接電話してみたらファックス番号・・・。それからネットで弁護士事務所の電話番号を探し、なんとかコンタクトがとれて、17日にはパスポートにスタンプがもらえることが確認できたのが16時。

もちろん仕事はすべて棚上げで、もうへとへと。

2008年12月4日木曜日

ロンドン記念日。

10年前の今日初めてロンドンにやって来た。今も昔も大して何も変わっていないような気がするけれど、あの時ロンドンに来たことが現在の自分に強くつながっていることは感じるので、この先もこの日を忘れることはないだろうな、と思う。わたしの誕生日が4月12日でロンドン記念日が12月4日。実はひっくり返しただけだということに今朝の新聞を見て初めて気がついた。ちょっと運命的!

そんな一日は朝のBBCニュースの「N社ロンドンで1000人削減!」に始まり、気のせいかと思ったら東京で公式発表がされていた。しかも「来年3月までの間に」だそうで、非常に精神的によろしくない。N社の人事はさぞかし大変だろうなぁ~と同情するものの、入社手続きとコミュニケーションのお粗末さに社内のモチベーションはさらにさらに下がってゆく一方(まさに底なし)。わたしも月曜日からN社の社員になるはずだったのが、人事からワークパーミットの連絡が来ないのでリーから退社出来ず、中途半端な状態。まぁどちらからでもお給料さえ払ってもらえる限りはどちらに所属しようが大差はないけれど。

N社ももうちょっとがんばらないと、今のところポジティブな買収効果がまったく見えない。グローバルへの道は本当ーに険しい気がする。日本企業は製造業だけではないということを証明してもらいたいのだけどな・・・。

2008年12月2日火曜日

笑っちゃったけど。

先週会社に復帰したら、N社組と残留組の切り分けがかなり厳格になっていて、わたしのチームもいつの間にか自然解散状態。今日ミーティングに行ったら、席が残留組とN社組にくっきり分かれていて、今まで一緒に仕事してきた人たちが片方はN社側から物を言い、もう片方は残留の立場から物を言い、それはとても不思議で淋しい光景だった。そういうわけでジョンとわたしも離れて座っていて、ミーティングが終わった後で、「なんだか気分的に、騙されて外に売り飛ばされた感じがするなー」と言ったら、「まるで奴隷のように」と返ってきたので大ウケ。あとでみんなに話したら笑ったのはわたしともう一人の同僚だけだったけど・・・。

2008年12月1日月曜日

この時期いやなこと。

1月末で家の賃貸契約更新なので、この時期になるとエージェントから更新の意向を問う電話がかかってくる。去年は週15ポンド値上げ。今年は週35ポンド値上げするそうな。なんで給料は上がらないのに家賃だけは毎年上がっていくのか、働けど働けど暮らし楽にならず・・・。と会社で愚痴っていたら、ジョンが「その気持ちはよーく分かる」とぼそっと賛同してくれた。

今のフラットはお湯と暖房費が込みなのと、council taxが安いのは魅力的なのだけれど、引っ越す気まんまんになってきた。どこに住もうかなぁ~。