ただいま年度末なので人事考課中。わたしはもともと面倒くさがりなのと、「わたしは今年こんなことをやってすごいんです!!!」とか書くのをケッと思ってしまうので(良い仕事してたらまわりはちゃんと見てると思うし)、毎回さささっととりあえず何か書く程度で終わりにしちゃうのだけれど、どうやら今度の部署ではかなり真剣にやるらしい。わたしが書いたA4の紙の5分の1くらいの自己評価に対して、オーブリー(上司)は3ページ分くらいのコメントを用意してくれているみたい。まったく恐縮な限り。
今日オーブリーが秘書の子と人事考課面接をするというのでその前に彼女が書いた自己評価をどう思うか聞かれた。読んでビックリ。印刷された紙を手渡されたときに「彼女はかなり自分を宣伝するのが上手だから」とのコメントがあったのだけれど、彼女的に言うと、自分がわたしの仕事をかなりカバーしたということになっていて(まわりから文句は言われたけれど助けてもらった覚えはまったくないのに)、自分の仕事以外にわたしの仕事まで手伝わないといけなかったからものすごくいそがしかったのだそうだ。毎日2時間ジムに行って、一日の大半はネットサーフィンかおしゃべりしていて、頼んだ会議は予約してくれないし、印刷を頼めば小さすぎて読めないし、出張の精算をすればよく間違えてお金が戻ってこないからみんなが文句を言うし、かなり勘弁してください状態なんですけど?
5ページ分くらい延々と自分がいかにすばらしい仕事をしたかが書かれていて、その内容ときたら、ただ会議室の予約を頼んだだけなのに自分が会議をオーガナイズしたことになっていたり、ほかのオフィスから出張で来た人が机を確保してもらってありがとうと言ったのが、わざわざその人のメールを引用して自分はこんなすばらしいフィードバックをもらったということになっていたりする。
最初はここまでめでたい自己評価が出来るってすごい才能・・・と思って読んでいたのだけれど、だんだんいまいましくなってきて最後まで読めなかった。っていうか、あそこまで自分を過大評価できるってある意味才能だわ・・・。
オーブリーに「なにかコメントある?」と言われて、書かれていることの10分の1が真実じゃないでしょうかと答えたら、何事もやりすぎは良くないんだよ、と。今年の彼女の評価はもうすこしがんばりましょう、だそうだ。上司がめくらじゃなくて良かったわ。
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