2012年7月16日月曜日

家探しの顛末。

先週めでたく引越し先が決まりました~。とは言ってもまだ契約書にサインしていないから油断は禁物なのだけれど。

始めた時は楽しかった不動産屋めぐり(それなりに)。家賃と中身が魅力的なフラットを見つけるのがいかに困難かが分かるまでにそれほど時間がかからず、不動産屋の猛烈なプッシュに呆然とするまでにも時間はかからず、不動産屋が人としてそれはどうよ的反応をすることにショックを受け、家賃の値上がり度にへこみ、もうわたしのロンドン生活もこれで終わりかな~とまで思った家探し・・・。この際夢のチェルシー・サウスケンジントンあたりに張り切って家を借りて、最後の1年を華々しく生活してやろうかと思ったけれど、そのへんは理性が止めてくれました(笑)。

もともと引っ越そうと思っていた南西方向はとにかく物件の数がなく、物件はあってもあまり治安の良くないエリアのど真ん中だったりして、結局今度の引越し先も同じエリアです。よそをうろうろしてみて、やっぱりこの地域は落ち着くわ~と再確認。近くにロンドン・ビジネススクールがあるから、この時期物件が動くようで、本当にピンからキリまでいろいろな空き物件があったし。

今住んでいるアパートは人気があって、空いている部屋があることなどほとんどないのだけれど、1年のうちのこの時期だけ移動があるそうで、ポーターさんたちに愚痴っていたら、この建物の中で引っ越せばいいじゃん!と空き部屋情報をくれた。そのうちの一人なんて鍵まで貸してくれて、こっそり部屋を見せてくれちゃったりして。家賃はあがるけれど、エレベーターと台車で引越しが出来るのはかなり魅力的だったから、ここのアパートの中で手を打とうとそのうちのひとつに決めて、大家さんに契約条件だのを提示した日の夜に、ここなら住んでみたい!という部屋が見つかったのでした。めでたしめでたし。

ちなみに今のフラットを借りる時には日系の不動産屋に紹介してもらって、わたしはその不動産屋があまり好きじゃなかったので、今回は地元の不動産屋を使うつもりでいたのだけれど、結局別の日系の不動産屋さんが紹介してくれた物件に住むことになりました。日系だと駐在の方向けで家賃や手数料などもお高めに設定されているのかと思っていたら、不動産手数料は地元の不動産屋よりもはるかに安く、家賃もちゃんと交渉してくれました。

勉強になりましたわ・・・。と言えるのはやっと住みたい部屋が見つかったからだよねぇ~。でも本当に勉強になりました。しばらくはやりたくないけど。

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