2008年9月17日水曜日

塞翁が馬。

自分の会社の倒産をきっかけに株式市場が大荒れ。目が離せません。

今週しみじみ思うのは、人生万事塞翁が馬とはよく言ったものだなぁ~と。

先週はリストラにあって会社を去って行った人たちを気の毒に思っていたけれど、今週になってみたら数か月分のお給料をもらって辞めていった彼らのほうが倒産した会社に残っているわたしたちを気の毒がっている。

そして今日アメリカの業務を某銀行が買い取ることが決定し、追ってヨーロッパとアジアの部門もその銀行に吸収される可能性が高くなってきた。今のマーケットを見る限り、金融機関の倒産が続いてもおかしくない状態だし、そうなると先に倒産して買い取られる自分たちのほうがラッキーということになるかもしれない。

もしも残務処理組として今の会社に残る場合、雇用が不安定な分を考慮して現行の給料に上乗せがあるという話だし、新しい会社でリストラに合わないとも限らないし、もしかしたら吸収組に入らないことがラッキーであるかもしれない。

何がどう転ぶかはその人の受け取り方次第。

今日のところは目新しいアップデートはなく、北米オペレーションが買い取られたとは言ってもそれが自分たちにどう関係してくるのかも今時点ではすべて憶測(希望的観測?)。

誰もがヘッドハンターか同業他社の元同僚・知り合いとのコンタクトに大忙し。わたしはなんだか勢いがなくて、まだ何もしないまま。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

"会社の倒産"をロンドンで経験したものとして、いくつかアドバイスを。
これから1,2週間はハイパー・ハイテンションです。
いろんな事を思うにつけ、動揺・落胆・絶望といった、感情の起伏に襲われます。1,2ヶ月たつころには、だいぶ落ち着いて、今後の事に前向きに考えられるようになります。そうなったときに、少しリラックスして旅行に行ったりするとよいです。私も妻と一緒にパリにいったり、南仏、イタリアと結構行きましたよ。湖水地方にドライブにも行きましたね。もちろん携帯は欠かさずに、ヘッドハンターとのコンタクトは重要です。メリルリンチからオファーをもらったのも、ニースの空港でした。ははは。。この業界で働く限り、こういうことは避けられないのでしょう。誰のせいでもなく、ただ現状を受け入れて、前に進むだけですね。あなた自身心配しているわけではないでしょうが、そのとおり、明日の心配は無用です。(私の好きな言葉です)
それでは、またUpdateを見に来ます。
Ciao

Lilo さんのコメント...

yyさん、コメントありがとうー。

来週には正式に残務整理組とサヨナラ組が決まるようなので、それが分かってから今後のことを考えようと思ってます。