2008年10月31日金曜日

ゴメンナサイ、近所。

イギリスには0.5ミリのペンは売っていないのだろうとあきらめたところ、家の近所のかなりshabbyな文房具屋になんと一本だけ売っていてビックリ。しかも日本では製造中止になっているパイロットのG1。腕が痛いとか言い訳せずにしっかり勉強しなさいよ~と見えない力に後押しされた気分・・・。revisionもいよいよ3科目に入って、残る2週間で3科目をマスターすることは果たして可能なのか???むむむ。不可能を可能にするしかあるまい・・・。

それにしてももう10月も終わり。空白の10月。

2008年10月28日火曜日

ありゃ。

夜になって大雨が降り、ふと窓の外を見たら雪でした・・・。


どうりで寒いわけだ。

2008年10月27日月曜日

0.5ミリの謎。

試験勉強を始めてから家の中にあるほとんどの青いペンを消耗し尽くしたので文房具屋をはしごしてみたものの、こちらではペン先0.7ミリが主流で、0.5ミリのペンが見つからない。0.7ミリでもいいのだけれど、(わたしの字だと)0.7ミリのペンで書いた答案はものすごく間抜けに見える・・・。こっちの試験はひたすら筆記筆記筆記なので見た目の美しさも多少は採点に影響されるのではないかと。あと3週間の試験勉強と3時間の試験3科目を乗り切るためには書きやすいペンを入手するのはマストなので、やっぱり日本から輸入するしかないかも。日本の文房具屋さんに行きたいよぉ~。

2008年10月23日木曜日

相変わらず混沌とした日々・・・。

火曜日にN社へ入社書類を送ったあとで、チームメンバーの一人が泣き出した。理由は、N社に行くか残務処理組に入るかどちらがいいか尋ねられなかったから(おいおい)。それを見ていた他のチームメンバーが、残務処理なんていつまで雇用されるか分からないのに仕事が確保されたのだからいいじゃない!!!!とぶち切れた(N社に行く後半組で顔合わせにも行っているのに)。前者の彼女はこのまま有給消化に入ってN社に行くことにする~と泣きながら帰って行き、水曜から休み。後者の彼女は不安が極度に達して、わたしにとばっちりが。何を言っても、契約書にサインしたんだからいいじゃない!!!と悲痛な叫びを上げるのでお手上げ。この件に限らず、毎日mad mad madなことが多々起こる。先が見えないということは人をmadにさせて、その人本来の性格がモロに表れる。

これまでの5週間ばかりを振り返ると、自分自身は感情に振り回されることもなく(除くcv crisis。cv書き直し!とジョンに言われた時は面倒すぎて超絶望)先に不安を感じることもなく、くたびれてはいるけれど淡々と日が過ぎて、それなりに仕事があって、でもってN社で働くことになった、以上な感じ。物事に動じなくなってきたのは年をとったせいかもなぁ~と思う・・・。

No more negative talk pleaseというわけで、来週はまるまる休み。

2008年10月20日月曜日

日系デビュー。

メトロの占い(駅に置いてあるただ新聞)はなかなか当たると前から思っていたけれど、今日の占いは「のばしのばしにしていたことを片付けましょう」というもの。机の中にはN社コントラクト。机の引き出しを開けてすかさず閉めて放置していたら、午後になってジョンが来て、今すぐサインしないのなら隣りに座って強制的にサインさせるぞー!!!!!と。

そういうわけで日系企業デビュー。Good luck...

2008年10月19日日曜日

ひましに秋が深まります。

道には落ち葉が。そして試験日が近づく・・・。

St Johns Wood 19OCT08

2008年10月17日金曜日

ブルーな金曜日。

今週いっせいにN社オファーが社内にばら撒かれたようで、今日は通常オファーの人達向けの説明会があった。一ヶ月ちょっと前に「経営にはまったく問題がありません」と語っていたCOOが今度はN社のCOOとして、「これは素晴らしい機会です!」と語っていた。倒産した会社の経営陣を引き抜いてうまくいくものなのかな~と思うのだけれど・・・。みんなしらけて聞いていて、説明会の内容そのものも例によって「一生懸命やっています」「後日アップデートします」ばかりで、質疑応答さえもしらけた感じで終わった。

本当なら仕事があって喜ぶべきなのに、昨日のオファーレター以降余計に雰囲気が悪くなっている気がする。本来confidentialであるはずの雇用契約書にconfidentialな情報がまったく書かれていないことに、サインしていいものなのかみんなためらっている。会話の内容が「良かったね~」ではなく「サインする?」。

今回のN社移行組はadministratorsからの要望もあって、全員が一度に向こうに移るわけにはいかず、段階的に移行されていくことになっている。うちのチームも半分が先で、残りは年明けの予定。タイミングが違うだけだと言われていたのに昨日届いたオファーレターは前半組だけで、今日の説明会の連絡も前半組にしか届かなかった。というわけで後半組は一気にブルーに。でも前半組も入社日11月20日と指定されてしまったので、それまでに消化できなければ有給はなくなり、以前言われていた残務処理組に支給されるはずのボーナスもなくなる。みんなの希望に沿って半分に分けられたわけではないので、前半組後半組ともにどんより。

TUPEの人たちはどうやら入社歓迎会のようなレセプションがあったらしく、同じ会社・同じフロアにいながらにして取り扱いが違うこともいっそう不信感を強めている。N社が欲しかったのはTUPE組で、あとはおまけだからここでオファレターにサインしようがしまいが先方にはどうでもいいんじゃないか、だからこんなに段取りが悪いんじゃないか、等々。

実際の統合作業をしている人たちはかなり大変なのだろうなぁとは思うし(人事なんて特にすごーく大変だろうと思う)、雇用が保証されたことをありがたく思うのだけれど、このままでいったら向こうで仕事が始まるまでにモチベーションは底につくかも。マーケットがこんな状態だから結局なんとなくすっきりしないままN社に移っていく人がほとんどだろうけれど(自分も含めて)、こんなに明るさがないのはどうしたものかと思うなー。まぁ、倒産のショックとその後の先が見えないことから来るストレスとすっきりしないN社統合と安定しないマーケットと、すっきりしない要因が重なってしまっているから仕方がないのかもしれないけれど。

こんな時こそ自分を見失わないようにしないとなーとしみじみ思う・・・。

2008年10月16日木曜日

St Paul's Day

N社から契約書が届いた。TUPEだとばかり思っていたら通常のオファーレター。にもかかわらず、肝腎な情報が書かれていない。給料ー現行より下がることはない、タイトルー後日確認。なんか胡散臭い。業務開始日は11月20日。わしゃー試験週間だってば。それまでに残っている有給を使い切れ!とジョンが言ったので、11月はありがたく有給三昧にさせていただくつもり・・・だけど、試験があるから旅がらすにはなれないのだった・・・。

今日もSt Paul'sから呼び出しがあり、向こうでミーティング。

そして明日のN社ミーティング用に、なんと他の部署から資料の翻訳を頼まれた・・・(向こうのお偉いさん方が英語を解さないそうなので)。出がけに持って来られて明日の9時に必要なんだって。日本人だから日本語で仕事用の資料が作成できるというのは大きな間違いだ!!!!!うげー。

それを見ていた同僚が、どうしてお偉いさんなのに英語を話せないの???と聞いてきた。日本で仕事していたら日本語が共通言語で、英語を話す必要ないでしょと言ったら、ふぅんと言われてしまった。やれやれ。

2008年10月15日水曜日

St Paul'sに乗り込む。

今日は急遽N社から呼び出しがあって、午後からSt Paul'sでCFOとの顔合わせ。慌てて同僚の化粧道具を借りてメイクするはめに。

時間に余裕があったので歴史オタクのジョンの解説付きでセントポール寺院を外から見学し、その後でN社へ。個人的な印象としてはこちらよりも向こうのほうが大変そうだなーと。なにせこっちのほうが断然規模が大きくて、向こうの90人のチームに450人が入っていくというのだからどっちが吸収されているのだか分からない。なめられちゃいかん!みたいな意気込みを感じた気がしたのは気のせいかしらん。わたしたちはJon & DT (Dream Team)で採用してもらえたのでラッキーだなぁとしみじみ思う。

2008年10月13日月曜日

看板が消えた日。

今朝会社に行ったら受付の後ろにあった看板?が消えていた。なんとなくそんな予感がしていたので、金曜日にこっそり写真を撮っておいて良かった。



社内に充満している超ネガティブな雰囲気に巻き込まれないようにすることが一番大変なことかも。先が見えなくてストレスが溜まるのは分かるんだけどねー。話しても仕方のないことを話しても仕方がないというか、余計に増長されるだけのような気がする・・・。

2008年10月12日日曜日

自分でオチをつけてます・・・。

近頃しみじみ考えていることは自分は何がしたいのかなーということ。昔は、理屈よりも直感のままにその時々にやって来た「こうしたい~」欲求に従っていれば良かった。行ってみたい場所も欲しいものも成し遂げたいこともたくさんあって、もっともっともっと!!!という気持ちが自分を導いていたような気がする。でもここのところ以前のような勢いがなくなって、ずいぶん保守的になっているみたい。今回の倒産騒動で突然目の前に開けた限りない可能性と自由にわくわくするよりも困惑して、そういう自分にがっくり来たりしてねー。取り立ててやりたいことも欲しいものもないし・・・。

とここまで書いて気がついた。

どうもすっきりしない時はちょこちょこ旅に出て鋭気を養って、でもってひらめきを待つというのがいつもの自分の行動パターンであるにもかかわらず、今回それをしないのはひとえに来月に控えた試験のため・・・。もしかして、試験に受かって資格を取ってやればできるということを自分に証明する、というのが今の自分のやりたいことかも。ぶつぶつ言っているのは単に試験のプレッシャー・・・。

まだまだ自分大丈夫だ~とほっとしたところで、問答無用で試験勉強するべし。

秋晴れの日曜日。

今日は一日引きこもって勉強するつもりだった・・・のだけれどあまりにも天気が良かったので、我慢できずに近所を散歩。

秋ですなぁ~。


秋晴れの土曜日。

ハイクしました。電車が遅れたのでスタートが遅れ、暗くなるまでに目的地に到着できるかひやひやしたけれど無事に辿り着きました。あきらめ厳禁。

森好きのわたしにはたまらないコースでした。クリックすると写真へ。

Henley


日頃単独行動が多いので、時にはグループ行動も大切だなーと思う今日この頃。人と話すことで改めて自分が見えたりするしね・・・。

2008年10月10日金曜日

なすがまま。

野村からオファーが来ました。

今回野村に移行するにあたっては、TUPEと通常のオファーの2種類があり、TUPE(Transfer of Undertakings -Protection of Employment)は、企業や組織が譲渡されたり雇用先が変わった場合、同じ雇用条件で継続して雇用されるというもの。通常のオファーの場合は通常の採用と一緒で、仕事の内容も条件も今と同じかどうかは分からない(たぶん基本的には同条件なのだろうと思うのだけれど)。

わたしの場合は、ジョンがチーム全員を移行させることに成功して、TUPE。

これでひとまず雇用が保証されてビザの心配もなくなったし、もちろんこのご時勢にありがたい話ではあるのだけれど、どうもめでたしめでたし~という気分にほど遠いのはナゼなんだろう。大きな台風がやって来て雨風が激しく吹き荒れ、でも自分は台風の目の中でじっとしていたから無傷みたいな感じ。

よほどぱっとしない表情をしていたのか、ジョンが「よしsudokuだ!!!!!」と言ったあとで、「もしかして今日いそがしいんだっけ?」・・・。今日は朝からジョンと野村ミーティングに行き、午前中に提出欲しいという資料と今日中に欲しいと言われたレポートがあって、わたしが一人黙々と仕事していたことを思い出したらしい。結局仕事が優先されました。

2008年10月9日木曜日

明日は金曜日~

早いもので今週も明日で終わり。今週したことと言えば、

月曜日 CVとsudoku
火曜日 CVとsudoku
水曜日 CVとsudoku

今日は久しぶりに朝からミーティングがあり、仕事がやってきました。

明日も午前中にミーティングが。ひたすら何事かアップデートされるのを待っているだけより、することが分かっているのは精神的にいいものです。ひまだとロクなこと考えないし。ほんとに。

社内はどんよりモードがすっかり定着・・・。

2008年10月7日火曜日

何だろ、コレ・・・

job postingのサイトで発見・・・。

http://jobs.efinancialcareers.co.uk/job-4000000000465976.htm

外から採るなよー!!!

そうだったのか・・・

会計士試験に必要なのでscientific calculatorなるものを買いました。こっちの学校では計算はすべて電卓でするのだそうです・・・。ルートだの2の3乗だの、微分も積分も分数計算も電卓で習ったと同僚が口を揃えて言い、わたしが学校に電卓を持っていくなんて!!!!!と叫んだら、計算なんて難しすぎて手でできるわけないじゃん、とあっさり。もしイギリスかフランスか南アフリカかアメリカ(同僚の出身地)で学校に行っていたら、わたしが基礎解析で1をとることもなかったんだろうなぁ~。公式だけ覚えればいいってもんじゃないと思うんだけど。西洋人との違いを感じた出来事でした。

2008年10月6日月曜日

ジョンは正しい・・・

先週はあまりに醜い話ばかり社内に飛び交っていたので余程気が滅入っていたらしく、土日と不貞寝(?)。怖いくらいによく眠ってまたまた月曜日。

あちこちで情報収集したわたしが席に戻ってブツブツ言うたびに、ジョン(上司)はSxxx happensとさらっと言ってのけていたけれど、こんな時はひたすらマイペースでまわりに巻き込まれないようにしないとなぁーとしみじみ思った。

そしてめづらしくどんよりしていたわたしを見て彼が言ったのは・・・

SUDOKU競争でもする?

というわけで金曜の午後はSUDOKU競争で終わったのでした。

他の部からかかってきた電話に、「今すごーくいそがしいからあとでかけ直していい?」と言うジョン。

かなり素敵な上司です。

というわけでSUDOKUひそかに特訓中。絶対勝つ!

http://www.sudoku.name/index-jp.php

2008年10月2日木曜日

This is sooooo ugly...

あまりにも醜い話が多くて、ちょっと気が滅入り気味・・・。ビジネスだから仕方ないよなぁ~と思いつつ、人の世のあさましさにがっくりきて出家でもしようかと思うくらいです。

昨日日本にいる母と電話で話したら、地元のショッピングモールがうちの会社の管轄だったらしく、連鎖倒産したと言っていました。ニュースに取り上げられないところでいろいろ起こっているんだよなぁと改めて思った次第。ショッピングモールの人たちに比べたらとりあえず12月分までは給料がもらえる自分は申し訳ないような気がします。

と思いつつ会社に行ったところ、先日までは今後どうなるか分からないと言って青くなっていた人たちがN社に移行できることが決まって、今度はそっちの会社と今の会社のadministratorsの間で給料を競わせて条件のいいほうに行くつもりだとしれっと言っているのを聞き、げー。

12月まで残ることになった人たちもそれまでに他の会社からオファーをもらって、「今すぐ辞める!!!」ということで割増を交渉する&もしくはN社からカウンターオファーを出してもらうというのが戦略のようで、なんとなく雰囲気的に手ぶらで12月まで残っていたら負け組・・・の雰囲気が濃厚。

タイプが出来ないからと、部下に即解雇組のリストを作らせ、その部下本人がリストに載っていることを気にもしない上司・・・(でもって自分と自分の派閥のメンバーはしっかりN社に行くことにして給与交渉中だそう)。

That is soooooo ugly!!!!!!!を連発する今日この頃。

今日上司にCVを見てもらったら、こんなやる気のないCVじゃ絶ーーーー対ダメ!!!と言われ、全部書き直すことに。とほほ。大人って大変・・・。

2008年10月1日水曜日

うっかり学校にも行けやしない。

昨日は学校があったので会社に行かなかったのですが、残った部門の売却交渉決裂で、そこの部署で働く人たち900人近くが解雇されました(もしかしてこの日本語は間違っているかも・・・英語だとredundancy)。昨日はいつにもまして会社の中が静まり返っていたらしいです(同僚談)。ショックなのは、redundancyで辞めた場合もう給料は払われないということ。10月分までは払うというメールが流れたはずなのに・・・。げー。

そんなことがあったために、今朝出社したらオフィスの雰囲気が思い切りどよーんとしていてびっくり(まぁ倒産して以来ずっとどんよりしているけど)。朝から涙ぐんでいる同僚もいたりして、ちょっと焦りました。今日の17時過ぎ(大事なことはたいてい17時過ぎに起こることになっているらしい)に残留組に雇用契約書が渡され、またまた涙ぐむ人続出。雇用契約書と言ってもいつまで、というはっきりした期限は書かれていなくて、とりあえず12月まで残れば去年の80%のボーナスを支給しますというもの。書面になっただけいいかぁという感じ。

ここで残留組に入るかどうかが就職活動に大きく影響してくるらしく、ひとまず残留組に入れたのはありがたいことです・・・。同じフロアの中でもまだはっきりしない人たちもいるからおおっぴらには喜べないけど。

今日ようやくCVをアップデートしました。