今週いっせいにN社オファーが社内にばら撒かれたようで、今日は通常オファーの人達向けの説明会があった。一ヶ月ちょっと前に「経営にはまったく問題がありません」と語っていたCOOが今度はN社のCOOとして、「これは素晴らしい機会です!」と語っていた。倒産した会社の経営陣を引き抜いてうまくいくものなのかな~と思うのだけれど・・・。みんなしらけて聞いていて、説明会の内容そのものも例によって「一生懸命やっています」「後日アップデートします」ばかりで、質疑応答さえもしらけた感じで終わった。
本当なら仕事があって喜ぶべきなのに、昨日のオファーレター以降余計に雰囲気が悪くなっている気がする。本来confidentialであるはずの雇用契約書にconfidentialな情報がまったく書かれていないことに、サインしていいものなのかみんなためらっている。会話の内容が「良かったね~」ではなく「サインする?」。
今回のN社移行組はadministratorsからの要望もあって、全員が一度に向こうに移るわけにはいかず、段階的に移行されていくことになっている。うちのチームも半分が先で、残りは年明けの予定。タイミングが違うだけだと言われていたのに昨日届いたオファーレターは前半組だけで、今日の説明会の連絡も前半組にしか届かなかった。というわけで後半組は一気にブルーに。でも前半組も入社日11月20日と指定されてしまったので、それまでに消化できなければ有給はなくなり、以前言われていた残務処理組に支給されるはずのボーナスもなくなる。みんなの希望に沿って半分に分けられたわけではないので、前半組後半組ともにどんより。
TUPEの人たちはどうやら入社歓迎会のようなレセプションがあったらしく、同じ会社・同じフロアにいながらにして取り扱いが違うこともいっそう不信感を強めている。N社が欲しかったのはTUPE組で、あとはおまけだからここでオファレターにサインしようがしまいが先方にはどうでもいいんじゃないか、だからこんなに段取りが悪いんじゃないか、等々。
実際の統合作業をしている人たちはかなり大変なのだろうなぁとは思うし(人事なんて特にすごーく大変だろうと思う)、雇用が保証されたことをありがたく思うのだけれど、このままでいったら向こうで仕事が始まるまでにモチベーションは底につくかも。マーケットがこんな状態だから結局なんとなくすっきりしないままN社に移っていく人がほとんどだろうけれど(自分も含めて)、こんなに明るさがないのはどうしたものかと思うなー。まぁ、倒産のショックとその後の先が見えないことから来るストレスとすっきりしないN社統合と安定しないマーケットと、すっきりしない要因が重なってしまっているから仕方がないのかもしれないけれど。
こんな時こそ自分を見失わないようにしないとなーとしみじみ思う・・・。
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