大雪の一日。

ロシアから大寒波がやってくる・・・というのは知っていたけれど、まさかここまでとは・・・。

朝6時起床。雪がたくさん降ったのは分かるけれどなにせ暗いのでどれくらいすごいのかは分からないまま、とりあえず会社に行く準備をする。

朝7時長靴代わりに古いブーツを履いてブーツの中にスーツのズボンを突っ込んでおしゃれ度ゼロの格好で出勤。一階でポーターとすれ違い、今日は電車も止まっているしバスも走っていないから会社に行くのはあきらめたら？と言われる。

でもニュースで言っていなかったし・・・と駅まで歩いてみるもののものすごーい雪で足をとられまくり、息も絶え絶えになって駅に着いたら本当にクローズ。バスは走っていないから、隣りの駅まで歩くように言われる。

普段なら隣りの駅まで歩くくらいへっちゃらだけどなにせ雪・・・。しかも普通のブーツなのですべるし、仕方なくいったん家に戻る。

体制を整えて（帽子手袋着用、ハイキング用の厚手ソックスとウォーキングブーツ着用、スーツのズボンはリュックの中）リージェントパーク縦断。一面真っ白できれいだし子供たちは雪だるま作りに励んでいるし、写真を撮りつつ楽しみながら歩き、隣りの駅に到着。

地下鉄に乗り、ほ～っ。

10分後、Waterloo到着。ここで乗り換えて会社のある駅まで行けるはずだったのが、クローズ。泣く泣くまた隣りの駅まで歩く・・・。もう楽しくない・・・。

30分後、隣駅到着。ここもクローズ・・・。

さらにその隣駅まで歩く・・・。雪は降り続いて寒いし、惨め度満点。

さいわいここで電車が復活し、とりあえずCanary Wharfまで乗り換えなしで行けて、時計を見たら11時半。

駅に隣接した商店街は半分以上がクローズ。そして会社の中は半分がらがら。さらに14時すぎ「今日は早く帰りましょう」メールが。

わたしの一日って・・・。

帰れと言われてもまたBaker Streetからはるばる歩くことを考えると（結構雪がふぶいていたので薄暗い公園をショートカットするにはためらいが）がっくりしすぎて帰る気にもなれず、勇気を出して16時半に退社。

電車に乗っていたら途中でアナウンスが入り、「この電車からFinchley Roadまで行きます」。乗客一同から「おおおおお～！！！！！！！」の歓声。

とにかくくたびれました。リー時代だったら迷わず家からオフィスのコンピューターにアクセスして仕事が出来たのになぁ・・・。

Snow