2009年9月10日木曜日

祝福の9番。

またまたプロムへ。ウィーン・フィルの演奏は優雅で美しくて金星大満足。聴いている自分まで一気に心身ともに美しく優しくなれるような気分に(あくまでも気分のお話です)。

大学生だった頃シューベルトの交響曲8・9番のCD(カラヤン指揮、ベルリンフィル演奏)をよく聴いていて、重厚で渋くて、冬っぽくて、今でも聴くたびに神保町の古本屋街だの経済学の分厚い本だの図書館だの当時の記憶が濃厚に蘇るのですが、今日はそのシューベルトの9番をウィーンフィルの軽やかな演奏で聴いて、ある終わりある始まりだなーと思いました。

自分が今まで生きてきた道は決して器用じゃないなぁというかかなり不器用だと思っていたのだけれど、そうじゃなくてその時その時の自分はそれはそれで良かったのだなーと、ちゃんと成りたい自分に成り続けて現在の自分がいるのだなぁとしあわせな気持ちで思いました。18年前の自分も現在の自分も等しく愛おしく祝福したくなった素晴らしいコンサートでした♪

音楽って素晴らしい~!

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